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長いお付き合いのウード奏者の常味祐司さんと、以前MEMENTO というCDを私とリリースした、これも長い付き合いであるギタリスト高木潤一くんが、この度私のレーベルから初のデュオCDを販売する運びとなりました。

そこでこのホームページに特設ページを作ることに。


まだページは非公開の工事中ですが、随時更新予定です。


涙あり、笑いあり、長い年月共演を重ねてきた二人。

そんな二人の横顔を描きつつ、ゆるくも見応えのある(?)ページにしていければと思っております。


肝心のCDですが、ただいま制作中。

11月くらいにリリース予定です。

不肖わたくし中瀬が全体のプロデュース的なことを任されております...ガンバリマス!


秋はあっという間に終わるし冬は寒いので、こちら(ブログ)に書けるようなライヴも公開できる演奏会もしばらくありません。

なので、こちらにてCD特設ページの公開情報などを載せていく所存ですので、ご覧いただけたら嬉しいです。



午後2時開演(1時半開場)

二宮町山西35−37 Sala Horizonte(サーラ・オリソンテ)

¥3,000(当日精算)

ご予約は

flute.lesson.0507@gmail.com

あるいは

090-9311-7137

にショートメールでお願いいたします!


♪出演♪

フルートデュオ「れこると」塩谷信洋&横山聡子

中瀬香寿子(Sala Horizonte主宰)


この3人でバスフルートトリオをメインに演奏する予定。


共演の「れこると」のお二人はラジオ番組も持っていて話がめちゃくちゃ面白い!!定評があります。

なので演奏ももちろんですが「笛」にまつわる話、音楽の現場でのこぼれ話、やらかしちゃった話などなど...も交えた緩く楽しい午後のひと時にしたいと考えております。


さて昨日久しぶりに地元二宮に戻ってきました。

横浜のスタジオでもフルートレッスンをしているのですが、ここ1週間ほどなんやかやと仕事や雑用でスタジオ泊していました。

ヤバイ、そろそろ宣伝しなきゃいくらなんでもお客さんは来ないぞ😅

ちょうどフライヤーが届いているからポストインといつものように新聞屋さんに配布を頼もう!!

ところがフライヤーを作ることに頭がいっぱいでどうやら印刷の発注で枚数が一桁少なかったことが判明。す...少ない


なので近所のミュージシャン友人宅周辺、知人宅周辺に散歩を兼ねてポストインしてきました。

最後枚数が少なくなったので、直感で音楽が好きそうなお宅に投函。


それにしてもいまだにポスト投函は緊張しますね...怪しい人にしか見えないだろうなぁとか、こんなチラシ入れられたら不愉快かもなとか考えすぎてしまう...


そもそも「地元でナマの音楽を!」という気持ちで始めたSala Horizonteライヴなので、近隣のお客様のご来場を心よりお待ちしております!!



今年のお正月は完全に寝込んでいました。

39度近い熱を出したもののあっさり回復、なんせ元旦の話なので結局検査を受けていないのでなんだか分からずじまいでした。


さてそんな中元気になったところで、去る1月20日にSala Horizonte で無事フルートの生徒さんたちの発表会を終えました。

そのタイミングで以前から懇意にしているクラシックの音楽企画会社のオーナー、仙石さんから面白いお誘いが。


「12月から日本でいろいろな所で所で公演しているスペイン人のダンサーと一緒に、Sala Horizonte でなんかやらない?」

というとてもざっくりしたもの。

昔々、それこそダンスというかフリースタイルの表現者と一緒にふたり舞台をずっとやっていましたから、即「面白そうじゃん!」と乗りました。


だが彼女(マヌエラさん)はめちゃくちゃ忙しいらしく、ふたりの予定が合うのが2月10日の土曜日のみ。


これは準備期間が短すぎて宣伝できないな、でも面白そうだからお客さん入らなくてもやっちゃおう!という、いつもの「謎に無謀な行動力」で開催を決めた次第です。


ならば私のある意味でライフワークでもある、世界の音、音楽、メロディをこの際集大成としてダンス...というより彼女のスタイルは舞踏かな?と合わせようと思います。

それだけでこちらもなんか楽しみ!


ということで急遽開催の運びとなりました。


準備期間がないのでまずフライヤー作るのに、まだ会ったことも話したこともなく、しかも今京都にいるというマヌエラとメッセンジャーでやりとり。

間を取り持ってくれた仙石さんは「中瀬さんスペイン語話せるから!」とおっしゃっていましたが、いやいやいやいや、、、、

ドンデスタエルセルビーシオ?くらいしか覚えてないよー

ということを家族と友人に話していたら、「チャットGPT便利っすよ!」と言われたので早速導入。


ただチャットさんは賢すぎて、「これから書く文章をスペイン語に翻訳してください」

「わかりました。どの文章を翻訳しますか?」「コレコレあれあれ...」と訳してくれるまでは良いのですが...

チャットさんとの会話を一回でも止めて、新たな訳してほしい文章を書くとこんな感じ

「(マヌエラに伝えたいこと)私のホールで自由なダンスパフォーマンスと私のフルートの演奏を一緒にやりましょう。若い頃採譜した東ヨーロッパの民謡などをフルートソロで吹きます」に対して、

「それはとても面白そうですね。東ヨーロッパの音楽はとても興味深いです」と、感想を書いてくれるのです。それはそれで嬉しいけど訳して欲しかったなー


でも数回使ってなんとなくチャットさんの癖も能力もわかってきたので、その後かなり突っ込んだメッセージのやり取りがマヌエラさんとできています。できてる、はず...


今日やっとフライヤーが完成して入稿したので、これから主にインスタで発信する予定です。

体温以上の気温となった今日のそれも昼近く、通院のため日傘をさして首には冷え冷えのリングを掛けて家を出ました。あぢぢぢぢ〜

すると後ろから来た車の女性が追い越しざまに

「暑いですね、大丈夫ですか?駅までだったら送りますよ」

と。

生憎方向が違うのと車で行くほどの距離ではないためお断りしたのですが、なんだかすごく気持ちが暖かくなりました。

うちの演奏会にも来てくださっているご近所さんですが、そういう言葉がけってやっぱり嬉しいですね。今日一日がとても気分よく過ごせました!


ということで、今週末に某大学での演奏会が迫ってきました。

これは大学内では公開なんですが、残念ながら一般公開はないそうです。


作曲家の盟友、二宮玲子さんによるフルートとハープのための「組曲・天女の四季」全曲初演です。

ハープはもちろん堀米綾さん。


この曲は「月光天女」を今から数年前に初演、その後「暁天女」「相馬天女」

そして去年末に二宮の自宅兼ホールにて「昴天女」を初演して完結したのでした。

ただ全曲いっぺんに演奏したことはなく、今回が全曲での初演となります。


インドのラーガ(音階)をテーマに据えて、それぞれ四季折々の様子が生き生きと描かれている、私たちが大好きな曲です。

そのうちちゃんとしたホールで演奏したいねとハープの堀米綾さんとも話していますが...さていつになるやら。


私が生きて動いているうちに実現したいものです。


※リンクはインスタのリールで、ほんの触りだけ。

一曲目の冒頭です。



5月はとても充実しておりました。

野菜や魚中心の食事を作ったり、犬の散歩、町内会のお仕事などなど。

そして演奏も案外多く、リハーサルも含めたらかなり吹きまくった1ヶ月でした。


先日調布で行ったほぼ非公開の演奏会は、会場のキャパシティも小さかったので限定しての宣伝になってしまいましたが、あっという間に満席。

演奏会やりますよ、とご案内した方がほぼ全員いらっしゃったっていうのは、ものすごく珍しいことです。


最近町内会の回覧板を回しているときに近隣の方が

「お宅でのコンサートは、もうなさらないんですか?」

と聞いてきてくださいました。嬉しい!!


やりたいです...できれば地元で演奏会を続けたい!

長年の演奏活動を共にしてきた演奏者たちと一緒に...


しかしポストコロナなのか、敵がわかってきて対処が進んでいるのか、むしろコロナ前より都内や横浜で演奏することが増えて、なかなか準備などができないのです。

それはそれでありがたいことなのですが。


でも今年中に一回は企画したいと考えています。

来年1月20日には生徒さんの発表会もウチ(サーラ・オリソンテ)で開催することも決まりました。


そういえば7月にはついにハープの堀米綾さんと一緒に、茗荷谷の中央大学で(確か公開だったと思いますが)二宮玲子さん作曲の「天女の四季〜インド古謡による」の全曲初演も決まりました。

これは詳細が分かりましたら、NEWSでご紹介いたします!


(↓先日の演奏会終演後、ピアノは小池(市川)節子さん。私裸足じゃん...)

今年に入ってからの演奏会は実にバラエティ豊かでどれも楽しく、やりがいのある本番でした。


NEWSにアップしませんでしたが去る4月16日のお寺での演奏会、これはハープの堀米綾さんと一緒に、盟友で作曲家の二宮玲子さんによる「天女の四季より〜昴天女」ほかを演奏。

私たちはプログラムの最初の出演でしたが、そのあとの「タゴールソング」や「バラタナティヤム(インド舞踊)レクチャー」の素晴らしかったこと!

お釈迦さまの誕生日である「花まつり」にふさわしい演目、良いイベントでした。


ところで...

最近、生徒さんが増えました。


私はずっと演奏活動がメインだったのであまり積極的に生徒さんを募集していなくて、コロナ禍以前は数人しかいませんでした。

でもまぁそれはそれで生徒さんと二人三脚で「音作り」「楽しい演奏」に向けて比較的ゆっくりとレッスンしてきました。


ずっと試行錯誤して取得してきた自分なりの方法論...つまりレッスンプロがちゃんと習得してるであろうセオリーをいわば無視(無知ゆえ)した手探りのレッスン方法でこれまでやってきましたが、最近になっていろんな生徒さんを見るようになり...思うことが

「変わらない」

あぁやはり自分はレッスンに関しても不器用なんだなぁということ。


もっとスルッとできればたくさんの生徒さんを教えられるのかもしれませんが、自分でも疑問を感じると「いや待て待て、そのやり方やめましょう」なんて生徒さんを巻き込んだ試行錯誤を繰り返す。


「先生はしつこい」「なんでこんなことを繰り返しやらせるんだ?」などと疑問を感じても不思議ではない教え方なのに、みなさんとても真面目にちゃんとついてきてくださるのが不思議であり...いや〜ありがたいです。


そしてさらに私自身もずっと気がつかなかったようなことを気づかせてもらっています。

思いもよらない質問や、アドヴァイスしたことが裏目に出たような時の転換など。


そんな時、もう先生は必死で頭を働かせ、深く自問し、自分でも試してさらに「こうやってみてください」などと生徒さんに試してもらうのです。


「先生ありがとうございます」

なんて言われると

「いやいやありがとうございますはこちらのセリフです」

と言いたくなりますね。


レッスンって本当に面白いと思っている昨今です。

吹奏楽団でピッコロ、教会の演奏会でフルート、アルトフルート、バスフルート、朗読との演奏会でフルート、バスフルートと1週間の間に目まぐるしく演奏した3月後半。


流石に左肩が凝っていて腕が上がりません😢


4月は横浜にあるお寺の本堂にて、フルート&ハープでの出演が決まっております。

ご案内はNEWSに載せる予定なので、よろしかったらぜひご覧になってくださいませ。


さて今年は前代未聞の花粉が飛んだとか?

私は30年近く前から急に花粉症が軽くなっていたのですが、流石に今年は喉にきてしまいました。

ジャムウティーなるものを2月から飲んでいますが、それでも喉の痛みが酷かったため耳鼻科に行きましたところ、喉の奥に酷い炎症があるとかで...こんなことは初めて。

点鼻薬をさして、寝ながら頭をそっくりかえるような格好で5分ほどそのまま、というなかなか面倒な投薬でした。


思えば花粉症はいつも鼻にくるので、随分前から「鼻うがい」をしているから鼻はセーフだったのか?


喉の奥が痛いという症状もこれまたキツかったです。


ともあれあったかくなってきたので、犬の散歩で近所を回る平和な日常が戻ってきました。

1月22日に広島ラッシュライフで「メドゥーサ復活ライヴ」が終了しました。

遅まきながら当日のセットリスト(プログラム)を...


J.S.バッハ「フルートソナタBWV1031」

F.プーランク「フルートソナタ」

渋谷次「Innocence」

J.S.バッハ「マタイ受難曲よりアリア〜神よ哀れみたまえ(Erbarme dich,mein Gott)」

(Alto Flute)


〜休憩〜


渋谷次「Poo」

渋谷次「zazie」

A.ボロディン「だったん人の踊り」(Alto Flute)

G.ビゼー「アルルの女よりメヌエット」

弘田 龍太郎/渋谷次編曲「叱られて」(Bass Flute,Tenor Sax)

日本古謡/渋谷次編曲「ハバネラよさこい」(Bass Flute,

Tenor Sax)

作曲者不詳「Vodou(ブードゥー)」(Bass Flute,Tenor Sax)


-メドゥーサ(MEDUSA)-

Flute,Alto Flute,Bass Flute 中瀬香寿子

Piano,Compose 渋谷次

Guest:Tenor Sax 清水末寿


この演奏会の数日前から中瀬は広島入りしていましたが、渋谷次さんと清水末寿さんのユニット「Cell」に飛び入り参加、数曲一緒に演奏しました。

私は飛び入り参加とかセッションとか適当に吹いてってのが非常に苦手だったのですが、次さんと清水さんの胸を借りてなんだか楽しく演奏できたのがびっくりでした。


二本の動画は飛び入り参加した日の

「叱られて」

「ハバネラよさこい」

です。

メドゥーサ復活祭の動画はそのうち気が向いたらアップするかもしれません...




今年は音楽的には充実した一年でした。


とはいえ以前のような演奏会に仕事として呼ばれることはめっきり減り、それは日本がいまだコロナ禍にあると同時に、自分のキャリアの終わりを告げるものだと認識します。

悲観的な話ではありません。

演奏の機会は自分で作れば良い。

そして「求められている時、ところ」で「気持ちよく」音を奏でられればそれで良い。

音楽で「仕事」をすることの意義。以前と自分の心のありようが変わってきたのかもしれません。


そして...とある知己を得て私のところにきたアルトフルートとバスフルート。

バスフルートを今基礎から徹底的にさらっています。まるで初心者のように。

前の持ち主は間違いなく天才。天才(肌)ではなく、まごうことなき天才。

自由自在に吹きこなしていました。


また年末にピッコロを吹く機会があり、約1年以上ぶりのピッコロは御し辛く、まるで知らない人のようなよそよそしさでした。

以前本番のためにピッコロと格闘していた頃、それまで抱いていたピッコロの苦手感(制御しづらい)が少し払拭されたのに、また振り出しに戻ってしまった...


ともあれ、この4台のフルートたちと来年も仲良く遊びたいと思っています。


では良いお年を!!


本番前日の駆け込みご予約も含めて、本当にたくさんのお客様に来ていただきました。

今回は世の中の状況(感染症などなど)を鑑み、ワンドリンクは無しで、また終演後の懇親会もできませんでした...残念...


ハープの堀米さんは若手で今本当にいろいろな活動をされています。

ライヴやレコーディングなどお忙しい中を私の演奏会に快く参加してくださいました。

ハープの魅力を存分にお楽しみいただけたんじゃないかと思っています。


当日のプログラムをこちらに記載します。

1部

1:アヴェ・マリア(J.S.バッハ/グノー)

Ave Maria(J.S.Bach/C.F.Gounod)

2:恋のウグイス(クープラン )

Le Rossignol en Amour(F.Couperin)

3:忠実なる羊飼い(ヴィヴァルディ)

 Il Pastor Fido No. 2 C Major(A.L.Vivaldi)

2部

1:アラビアン・ラブソング(ヨルダン古謡)フルートソロ

Arabian Love Song(Jordan Traditional song)Flute solo

2:アンダルーサ(グラナドス)

Spanish Dance "Andaluza"(E.Granados)

3:アラビアン・ラブソング(シュタイナー)

Arabian Love Song(M.Steiner)

4:昴天女〜フルートとハープのための天女の四季より(二宮玲子)初演

"Pleiades Heavenly Maiden"

from Suite "The Four Seasons of Heavenly Maiden" for Flute and Harp(Reiko Ninomiya)

5:だったん人の踊り(ボロディン)

Polovtsian Dances(A.P.Borodin)

3部

1:月の光(ドビュッシー)ハープソロ

Clair de lune(C.Debussy)Harp solo

2:夢(ドビュッシー)

Rêverie(C.Debussy)

3:ライムライト(チャップリン)

Limelight(C.Chaplin)

4:ムーンリバー(マンシーニ)

Moon River(H.Mancini)

5:星に願いを(ハーライン)

When You Wish Upon a Star(L.Harline)

アンコール

Encore

アメイジンググレイス(アメリカ古謡)

Amazing Grace(American ancient song)


↓簡易な動画撮影なので音質、つまらない喋り、音の間違いはどうかご容赦を!!

(第1部の演奏です)


明日の演奏会ですが、おかげさまで満員御礼になりました。

当日体調不良などの方は、どうかご無理をなさらぬようにお願いいたします。

サーラ・オリソンテ今年最後の演奏会

「Arabian Love Song」

明日の午後2時開演(1時開場)です。


感染症対策のため、20分〜30分に一回休憩を入れて外気を取り込みます。

またフルートはどうしてもマスクをして演奏ができません😅

なのでHEPAフィルター搭載の空気清浄機を演奏者の前に置くことにしました。


それぞれで考え方があるとは存じますが、マスクの着用と手洗いのご協力を何卒よろしくお願いいたします🙇‍♀️