アガる、とは??

♪アガる、とは?♪

良く「本番でアガって上手くできなかった!」
などと表現します。

このアガる、と言う言葉は邦楽の世界から来ているようです。

身体には丹田と言う場所があります。おへその下5センチあたりの下腹部分の奥を指します。
これは臓器ではありません。

「平常心」は丹田に意識があること。
つまり下腹の奥に良い力が漲っていること。
オカルトでも疑似科学でもありません。

これが本番ですっかり忘れて肩に力が入ったりすると、息も浅くなり、、、すなわちアガると言う状態になります。
必ずしも本人の自覚(緊張したとか)は関係なく、なんとなく上手く行かなかったな〜くらいかもしれません。

舞台表現のみならず、日常生活でもこの丹田は意識するだけでだいぶ違うようです。

自分が抱えている不安や何かの心配で頭が一杯だったり、忙しすぎるとき、、、息が浅いことが多い。

そんな時は丹田に手を当てて深く息を吐いてみてください。
そう、先に吐くところからです。
ゆっくり、息を吐き切って!!

普通の生活をしていると、こんなに肺を動かす事は滅多にありません。
誕生日の蝋燭を消すときとか風船を膨らませるときくらいですよね。

これはレッスンでもたまにやるのですが、実は息を吐き切るのは難しい。
まだまだ、まだ出ますよ!!と冬でも軽く汗をかくくらい吐き出してもらいます。
それからまたゆっくり息を吸うのです。今度はこれ以上吸えないくらい。

この呼吸のコントロールは、ヨガほかの自律神経を整えると銘打った健康法でも紹介されていますよね。

人は生まれ落ちた瞬間に息を吐き出しながらオギャーと言い、
この世から去るときには息を吸う
と言われています。

フルートは管楽器なのでもちろん息のコントロールが重要なので、レッスンでも集中的におこないます。
でもこのように日常生活でも使えますので、ぜひ試してみてください。
まだ少しお席があるそうで、当日でも入れそうです↑

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