年末に寄せて
今年は音楽的には充実した一年でした。
とはいえ以前のような演奏会に仕事として呼ばれることはめっきり減り、それは日本がいまだコロナ禍にあると同時に、自分のキャリアの終わりを告げるものだと認識します。
悲観的な話ではありません。
演奏の機会は自分で作れば良い。
そして「求められている時、ところ」で「気持ちよく」音を奏でられればそれで良い。
音楽で「仕事」をすることの意義。以前と自分の心のありようが変わってきたのかもしれません。
そして...とある知己を得て私のところにきたアルトフルートとバスフルート。
バスフルートを今基礎から徹底的にさらっています。まるで初心者のように。
前の持ち主は間違いなく天才。天才(肌)ではなく、まごうことなき天才。
自由自在に吹きこなしていました。
また年末にピッコロを吹く機会があり、約1年以上ぶりのピッコロは御し辛く、まるで知らない人のようなよそよそしさでした。
以前本番のためにピッコロと格闘していた頃、それまで抱いていたピッコロの苦手感(制御しづらい)が少し払拭されたのに、また振り出しに戻ってしまった...
ともあれ、この4台のフルートたちと来年も仲良く遊びたいと思っています。
では良いお年を!!
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